NBA、2017年オールスター戦のシャーロット開催中止を決定

NBA事務局が来年2月のオールスター戦(ASG)開催地をシャーロット(ノースカロライナ州)以外の場所に移すことに決めたそうだ。代替地は数週間くらいで発表される予定、候補地としてはニューオーリンズを筆頭にシカゴ、ニューヨーク/ブルックリンの名前などが挙がっているらしい。

NBA moving 2017 All-Star Game from Charlotte over HB2 bill – ESPN

このESPN記事には、シャーロット出身選手の代表としてステファン・カリーがコメントしているほか、ホーネッツ(CHA)のオーナーであるマイケル・ジョーダン(の苦労や落胆?)をそれとなく気遣うカーメロ・アンソニー(ジョーダン・ブランドの看板選手のひとり)のコメントなども紹介されている。また当のジョーダンも「2019年に(今度こそ)開催できることを願っている」などとする声明を発表したそうだ。

LGBT差別禁止の制限を認める州法制定に端を発したこの騒動で、NBA側はほぼ一貫して反対の姿勢を維持してきていたようだが、この話題でひとつ思い出したのは、昨年春にインディアナポリスで開かれていたNCAAトーナメントのファイナル4の前にも似たような騒ぎが起こっていた、ということ。あの時には、大会を開催するNCAAの本部がインディアナポリスにある(=地元政界に対してそれだけ強い影響力がある?)せいなどもあり、結局州法の一部が手直しを受けて、無事開催されたのだったか・・・。

あの騒動の原因となった法案に州知事として署名していたのが、一昨日の晩ドナルド・トランプの相方として共和党の副大統領候補に指名されたマイク・ペンス(Mike Pence)という御仁。その思想信条やら人格・資質やらといったヤヤコシイ話はさておいて、いかにも中西部育ちの白人といった人相風体をしたペンスが、はたしてフットボール好きなのか、それともインディアナ人(フージャーズ)らしく大のバスケットボール・ファンなのか、というのがいまちょっと気になっていたりする。

Mike Pence once kicked NCAA hornet’s nest with Indiana’s ‘religious freedom’ law – Washington Post

それにしても。自らバスケをやり、「任期を全うした後はどこかのNBAチームのマイノリティオーナーになれたらいい」というような黒人の大統領がいて、ビヨンセの「Single Lady」なんかを振り付け入りで歌えてしまうファーストレディがいて・・・というこの8年間は、NBAファンにとってもいい意味で特別な時代だったのではないか・・・最近、そういった気がしてしかたがない。

(しばらく前から大人気のジェームズ・コーデンの「カープール・カラオケ」に登場したミシェル・オバマ。このあとミッシー・エリオットが飛び入り参加し、3人で大いに盛り上がっている)。